ある日、鏡を見て、急速に老けていく自分に気付きました。
アラフィフになって、そろそろ老後も心配になってくる時期。
人生で何かやり残したことはないか考えたとき
何十年も前にテレビで見た女装サロンの事を思い出しました。
子供の頃、興味本位で母の鏡台でメイクをして、余りのキモさに封印してしまった感情。
その女装サロンをテレビで見たとき、プロにお願いしたら何とかなるのかもしれないと思い
死ぬまでには一度は行ってみたいと考えていたのですが
心理的にハードルが高くて、長いことそのままになってしまっていたのです。
しかし、急速に衰え始め、年齢的にはもう限界。
今行かなければ永遠にチャンスは無くなってしまう。
というわけで、意を決して件のお店を探しはじめるも、それらしいお店は見当たらず。
しかたがないので、良さそうなところを探して行ってみました。
それが女装サロン「ハイクオリティ」との出会いだったのです。
しかし、初めは思ったように行きませんでした。
「やはり、男と女では骨格から違うのだから、しょうがないか。」
でも、メイク後の肌の表面の美しさはすごく印象に残っていたのです。
「アラフィフ乙さんの肌でも、こんなに綺麗になれるんだ」
初めてで全ておまかせだったし、イメージの伝え方が悪かったのかもしれないし…。
とりあえず、清楚系メイク、外人メイク、メイド、OL、ガーリー、女子高生、女子アナ、等々
興味のあるもの一通りやってみよう。
しかし、2回目もなんか違う。
1回目よりましだけど、これはもう一番変身できると言われる
ギャルメイクかゴスロリメイクをするしかないか。
これでダメだったら縁が無かったものとして諦めよう。
そう思ってお願いしたのが、今回掲載のギャルメイクだったのです。
サロンのブログに載った画像です。
コンセント写ってますが、めんどくさいのでそのまま。
この歳でピースとか(笑)
腕の傷もギャルっぽいかな
こんなポーズ初めて(笑)
当時ハイクオリティでは年齢あてクイズが流行ってましたね
ちなみにこれらの写真は数年前に撮ったものです。
個人的な事情で始めたことなので公開するつもりもなかったのですが
そのまま持っているだけではなんとなく空しいし、画像も貯まっていく一方なので
ブログを始めてみることにしました。
漫画家の江口寿史が昔、自分の漫画を称して
「あんまり元気かよくてデカイので恥ずかしーんだけども…
人に見せたいウ○○のよーな作品」と言っていましたが
心情的にはそれに近いですね。
というわけで、ウ○○じゃなくて、江口寿史のハイクオリティな作品に肖ってみました。
これから少しずつ更新していきたいと思います。